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よく1坪あたりOOOO円や1㎡あたりOOOO円といった広告チラシ、宣伝を目にします。何も解らないお客様にとっては確かに具体的で惹きつけられるものがあると思います。
しかし塗装は完成品ではありません。スーパーやホームセンターのような物販なら100%信用できますが、形のない塗装において、現場も見ずなぜ言い切れるのでしょうか?

確かに目安としては参考にはなりますが現場状況、使用塗料、施工箇所によってその広告チラシの表示は必ずといっていい程「うその表示」となってしまうでしょう。

私なら単純に騙されたと思ってしまいます。

以前某住宅メーカーのチラシに「坪20万で夢のマイホームがあなたの物に」とうたってありました。見た目は他のメーカーと比べても見劣りしないすばらしいお家でした。しかし工務店の友人に聞いてみると、設備等は当然別途、外壁や屋根の材質も写真や展示場とは違うB級品だというのです。これはりっぱな詐欺行為?

冷静に考えてみて、仮に40坪のお家と考えれば、40坪X20万円=800万の注文住宅なんて考えられません。いかに単なる「客寄せチラシ」かという事です。

塗装においても同じ事がいえると思います。単価表示をしている全ての塗装店が悪いとはいいません。中には健全な施工をする業者もたくさんいるはずです。チラシ等の価格はあくまでも参考程度と考えるのが妥当だと考えます。

一番確かな塗り替え費用とは、信頼できる塗装店(人間)に現場をみせ打合せをし、金額を提示してもらう事なのです。

適正価格を求めるポイント

(1) 2~3社で見積りをとる
(2) 要望を正確に伝える
 <例1>「金額をできるだけおさえつつ良質な塗材、塗り回数を維持する」
 ※塗料選択基準でもご案内しましたが、良質な塗材の種類によって、金額や耐用年数は変わってきますので話し合いが必要です。
 <例2>「まわりの家とは違った塗装にしたい」
(3) 細かな打合せを密にする(塗装箇所、塗装方法など)
(4) 一番重要な下地処理(クラック処理や下塗り前の素地調整など)を事前に説明を受ける

特に(2)(3)(4)は、(1)の相見積りを平等にする上でかなり重要な点になってきます。

適正価格とは、お客様のニーズにできる限り近づきつつ、予算の範囲内で良質な塗料をえらび、見えないところ(下地処理)や塗装回数を確実にこなした価格ということです。

これらのポイントを念頭におき、打合せ、見積りに臨んでください。

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