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手抜き工事を見抜くポイントをまとめてみました。

1.養生は充分になされているか

マスカ(ビニール付きテープ)や養生テープで塗らない部分、塗料を付けたくない所を覆い隠す行為です(使わない場合もあります)。
その他にも足場へ飛散防止の養生シートやブルーシート、ボロ毛布などで床面を養生します。

2.ケレン、清掃をしっかりとやっているか

ケレンとは手工具、電動工具、サンドペーパーを使用しサビや旧塗膜を削りおとす行為です。
これを行わなわなかったり不十分なことによって、どんなに高価な塗料をつかってもはがれやふくれの原因となります。塗装工事において一番重要な工程といえるでしょう。

3.塗装回数と重ね塗りの間隔

塗装回数に関しては正直判断の難しい部分といえるでしょう。ずっと観察していれば解る事ですがそれは無理な話です。とにかく見積り段階での念押しとあとは信頼するしかありません。
どうしても信頼できない場合は、1回目と2回目の色を微妙に変えてもらう事をお勧めします(これは上塗りの場合です)。

重ね塗りの間隔とは、下塗り→中塗り→上塗りといった作業間の乾燥時間をどれだけ空けるかということです。これを無視し、完全に乾燥する前に塗ればその塗料本来の性能は得られません。
塗料によって重ね塗り可能な時間は違いますので、各メーカーのホームページやカタログを参考にしてみてください。気温や湿度にも左右されます。

4.コーキング(シーリング)、クラック、破損部分の補修

これはまず見積りや打合せ段階のチェックが必要です。
とにかく見積書に明記してもらい、できる限り施工前に一緒にひとつひとつ見て廻るくらいが良いでしょう。
それぞれの状態によって補修方法も違うはずですとことん話し合ってください。

他にも色々なケースがあると思いますが、聞きにくいかもしれませんが、思ったことは、どんどん相談やつっこみをその場でいれて入れてみてください。

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